【おやすみ】4月3週目の例のアレ

諸事情により今週はお休みです。来週はちゃんとやります
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# by alt_plus | 2017-04-23 19:58 | 小説とか読んでみたり | Comments(0)

4月2週目の例のアレ

遅刻遅刻

4/10
■<自己発見>の心理学 国分康孝 講談社現代新書
 数ページしか読んでいませんが、論の進め方がとてもロジカルで頭に入りやすいこと、きちんと読む価値のある本だということはなんとなく当たりが付いています。あとは僕が読む気になればいいだけ

4/11
■月世界小説 牧野修 ハヤカワ文庫 冒頭で語られるゲイ同士の爽やかな交流が魅せる。でもそこから先のえらいことになってる話がメインなんだろうなあ、と思いつつも、まだ50pくらいだからよくわからないのでした。でも最初のところだけでも面白いと思う

4/12
■悲の器 高橋和巳 河出書房新社 すげえ難しい話なのかなと思ってたけど読み進めてたら割とゲスな話であった。まあ難しいのには違いない。がんばって頭悩ませながら読んで行けばギリギリ読めるくらいの難易度で、極端にページが進まないというわけでもないから丁度いい塩梅だと思う。23p11行目~12行目の文章が「ぶ……文学……!!」って感じで超好き

4/13
■ボーン・コレクター(上) ジェフリー・ディーヴァー著 池田真紀子訳 文春文庫 リンカーン・ライムっていう変なおっさんが探偵役なんかしらん。豚的には積極的にブヒりたいのでアメリアさんが今後も出張ってくれると嬉しいのですが、と思いつつ50pくらいまで来ました。海外の作品は慣れていないのでまったく情景が頭に浮かばないのですが、読み方間違えてる気しかしない

4/14
■ロクでなし魔術講師と禁忌教典4 羊太郎 富士見ファンタジア文庫 この往年のノリ。バディもので厨二魔法バトルでクリーチャーわんさか出てきてゲスい敵も出てくるとか、明らかに勝てない強敵を知略で抑え込むとか――っていう一連の『あの頃のファンタジア文庫』感をこれでもかと詰め込んだ力作――スレイヤーズやオーフェンを今風に書くとこうなるんだぜっていう感じでしょうか。まあどっちもちゃんと読んでないから印象の話でしかないです。牧師アルベルトの170pの行動とか、とても好きですね。ハガレン無印7話を思い出します
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# by alt_plus | 2017-04-18 21:04 | 小説とか読んでみたり | Comments(0)

ポエム書いた

『ちんぽ』

鉄棒にぶら下がる子供のようにいつまでも揺れている
僕の丹田のすこし下にしゃんと根を張って生きるもう一人の自分

ああ ちんぽよ
僕と共に生まれ育った兄弟よ
君が生きるこの世界はあまりにも君に冷たいが
けして折れることなく立ち上がる
何度も 何度でも

君と共に生きる自分もまた
折れることない意志と未来への渇望を抱いて
この世界に根を張って生きている

勇気をありがとう
そしてこれからもどうか僕と共に在ってくれ
---
諦めない心
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# by alt_plus | 2017-04-18 09:01 | メイドさんのいない日常 | Comments(0)

4月1週目の例のアレ

本文に心を向けない読書は読書ではなく読み流しではないかという苦言には耳を塞いでgo

4/3
■翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった 金原瑞人 ポプラ文庫
 児童書の翻訳で誰もが一度はお世話になっている(多分)金原瑞人先生のエッセイ。文章から飄々とした人柄が偲ばれます。大体タイトルからなんとなく、マジかwww全然違うじゃねえかwwwと突っ込みたくなると思いますが、本文読んでもそんな感じだった。そんな適当でいいのかw
 なおラノベ読みにとっては著者が古橋秀之や秋山瑞人の恩師であることは周知の事実だと思いますが、本書のラストにはこの著者とこの両名の鼎談が乗っていてとてもお得な感じです。まだ読めてないので楽しみに読みます
 
4/4
■西條秀樹のおかげです 森奈津子 ハヤカワ文庫
 最初の話だけ読みましたがなんだこれすげえの一言。すげえ

4/5
■ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル 照屋華子・岡田恵子 東洋経済新報社
 これ絶対頭良くなる本だと思って何回か読もうとして毎回挫折してるんですけど、冒頭の「メッセージ」に関する話がいきなり刺さりました。最近こういうこと考えて仕事してなかったなあ、大体事なかれ主義だったり、なんとなく感覚で雑に仕事してたりしたなあ、忙しくて自分のやってること顧みる暇がないからっていうのはまあ言い訳なんだろうなあ、とか色々思いました。この本については、一度は読み終えなくてはいけないのだろうなと思います
 
4/6
■ガルパンの秘密 ガルパン取材班 廣済堂新書
 公開から数年経つにも関わらず未だ現在進行形で大洗をヤバい勢いで盛り上げているガルパンについてたくさんの関係者にインタビューした話。クリエイターのみならず、プロデューサーや大洗の企業の人々や作品に協力した自衛隊の人々にも話を聴くという多角的なことをやっていて、しかもひとつひとつの中身が濃いのでとても面白いです。何しろ目の付け所が素晴らしい
 
4/7
■黒の派遣 江崎双六 TO文庫
 表紙絵超かっこいいので買ってみました。非ラノベでここまでやるの珍しいなと思いましたがTO文庫ってラノベ扱いなんだろうか。主役は中年の窓際族の刑事なのですが、中身はガッツリ刑事ものというよりは大分組織に関する記述は少な目にしてキャラクタの因縁とか活躍を書き込むタイプの話でした。江戸川乱歩賞の作品でよく見るような、冴えない感じの中年が主役って感じの話を大分ライトにした感じですね。作中の正義とか道徳に関する主張のわかりやすさと、終盤のサプライズは割と良かったです
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# by alt_plus | 2017-04-09 23:33 | 小説とか読んでみたり | Comments(0)

3月5週目の例のアレ

雑オブ雑

3/27
■進化とは何か リチャード・ドーキンス著 吉成真由美編・訳 ハヤカワ文庫
 『利己的な遺伝子』で有名な著者がファラデー宜しくクリスマスに子供向けの科学のレクチャーをやったときの講義を文章化したものだそうです。まえがきにカマキリの雄が雌に頭食われながらもそのまま交尾続けてた話が載ってましたが既につかみとしてやばい――で、本編は読めてないので、そのうち読みます……ドーキンスに外れはないだろ、という心持ち
 
3/28
■殺人出産 村田沙耶香 講談社文庫
 まあごく普通に読みやすくて、この作者に期待する狂気を孕み始めるのはどのあたりからかしら、という感じなのですが、30p目くらいのところでその片鱗が出始めました。多分期待通りの話でしょう。タイトルもタイトルだし

3/29
■ソクラテスの弁明 プラトン著 山本光雄訳 角川文庫
 有名なやつ。プラトンのエッセイみたいなやつなのかなと思ってたら物語仕立てだったのが意外でした

3/30
■38億年 生物進化の旅 池田清彦 新潮文庫
 地球上に生命が生まれて38億年、そこから現代まで連綿とつながる進化の歴史をわずか200pちょっとの本にまとめてしまおうという大胆な試み(本文中に大胆って書いてた)
 生命が勝手に産まれる理屈というのがずっとわからないでいて、昔別の本で「アミノ酸は原始のプールに雷のエネルギーを与えると勝手に産まれる」というのを読んだことがあったのですけど、この本にもそれが言及されてたのでやっぱり有名な話だったんだなと思いました(ユーリ・ミラーの実験)
 
3/31
■身近な雑草のふしぎ 森昭彦 サイエンス・アイ新書
 読み始めて文章がめちゃめちゃポエティックなのに驚きました。文章流してるだけで楽しめそう。あと雑草の種類ごとに章立ててサブタイを入れてるのですがそれが大分凝ってておもしろい

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# by alt_plus | 2017-04-02 20:01 | 小説とか読んでみたり | Comments(0)

3月4週目の例のアレ

3/20
■こんなに変わった歴史教科書 山本博文ほか 新潮文庫
 一般に無味乾燥と言われる教科書の記述は、その執筆を何度かやってきた著者からすると、細かい部分のてにをはに至るまで吟味され、簡単な記述の中にも多くの思いが込められているのだそうで。細かすぎて伝わらないってやつだと思いますが、そういう見方が出来るのなら、大人になった今の頭で教科書を再読してみたいものですね。
 たとえ現在の教科書の記述と異なる知見が最新の学説に現れていたとしても、それが学会で承認され教科書に反映されるまでには長い時間がかかるのだとか。その間およそ30年。本書が執筆された2006年と1970年の教科書を比較し、どれだけ内容に違いがあるかというのを細かく見ていくという本です。個人的に衝撃だったのは、かつての縄文時代に関する知見が旧石器捏造事件(ゴッドハンドの人のアレ)を受けて大きく書き変わってしまったというものでした。当時の人間がこういう生活をしていたという根拠になる遺物の発掘にゴッドハンドが関わっていたから、そういうの皆怪しいんじゃねえの、ということになったのだそうで
 
3/21
■デキる人は「喋り」が凄い 勝つ言葉、負ける言葉 日本語力向上会議 角川oneテーマ21
 正味読まなくてもいい本だと思いました

3/22
■金融工学、こんなに面白い 野口悠紀雄 文春新書
 中身はまったくわかりませんがある程度経済学とか株とかかじってると面白いアレです。なお、金融工学では金儲けはできないらしい(冒頭に口酸っぱくして書いてた)
 
3/23
■知らないと恥をかく世界の大問題 池上彰 角川SSC新書
 著者が著者だけにさすがのわかりやすさ。サブプライムローンの問題がリーマンショックの引き金になっていたという、多分現代を生きる人間として常識中の常識のようなものを知らなかった自分を再認識いたしました。FRBって何やとか、金融緩和・量的緩和って何やとか、そういう基本的なところも合わせて。恥をかく前にわかってよかったですね
 

3/24
■暗夜行路 志賀直哉 新潮文庫
 文章が存外読みやすい(持って回った言い回しではない、簡潔な文章)のでびっくりしました。現代に名を残してる文学は全部難しい漢字と難しい言い回しをバリバリ使ったよくわからない硬い言葉の羅列で出来ているものだと思っておりました。ひどい偏見でありますね。なお冒頭部分を要約すると小説家の主人公が同業の知人に作品のモデルにされた上作中でアホキャラ扱いされたので大層ムカついたとか、小説は知人の私小説っぽい内容で端的には「ワイ氏、15、6の女中を孕ませて堕ろさせたったwwwww」という内容を概ね良心の呵責なく描いていたから読んでて非常に不愉快だったとか、「知人のDT君は女中のことをひっそり好いとったみたいやけどワイ氏その裏でヤリまくりwwwwDTざまぁwwwww」みたいな内容だったのでマジギレしたとかそんな感じでした。最後までそういうちんことまんこの話を突き詰めた形で進んでいくんだろうか。先のことはわかりませんが、なるほど文学という気がします

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# by alt_plus | 2017-03-26 17:44 | 小説とか読んでみたり | Comments(0)

3月3週目の例のアレ

気力が続く限りは、という感じ

3/13
■幼年期の終わり アーサー・C・クラーク著 福島正実訳 ハヤカワ文庫
 プロローグしか読めてませんが既にめちゃくちゃ面白い……。もうここだけで最後まで読みたくなる。成程確かに、こりゃ名作だわ、と思いました。クラーク作品は他に『楽園の泉』を読んでいるのですが、わりとストーリー展開とか場面の魅せ方はキャッチーな方なんですかね、わかりやすくて好きです

3/14
■沈黙 遠藤周作 新潮文庫
 映画化記念、というわけでもないですが手に取ったのは映画化がきっかけです。キリスト教の関わる話だとは知らなかったので読み始めてびっくりした。読むペースは非常にじりじりとならざるを得ないのですがさすがに面白い。数年前に長崎を旅行した時に日本二十六聖人記念館を見てきたのと、ラス・カサスの『インディアスの破壊についての簡潔な報告』を既読だったこともあり、真面目に読み切るための土台は出来ているのかな、という実感はあります。しかし昔の日本人はひでえことしやがるな

3/15
■本当はひどかった昔の日本 古典文学で知るしたたかな日本人 大塚ひかり 新潮文庫
 沈黙と続けて読むと他意があるようにしか見えませんが別にありません。日本霊異記の『女人、濫しく嫁ぎて、子を乳に飢ゑしめしが故に、現報を得し縁』というエピソードを引いて、セックス狂いの女が子供を飢えさせて報いを話があったのだよ、昔はよかったと言うけれど昔の日本も割とひどかったんだね、という感じで描かれているのですが、文学作品を現実にあったものとして捉えていいのかは怪しいのである程度眉唾にしておきたいところです――まあ、多分、あったんでしょうね

3/16
■ぼくたちのアリウープ 五十嵐貴久 PHP文芸文庫
 ジュブナイルっぽい文体で読みやすかったです。若者の描写はちょっと無理してる感があるけどまあ宜しい。本格的に面白くなるのはバスケが始まってからなのかな

3/17
■ペンギンの世界 上田一生 岩波新書
 ペンギンの鳴き声が「アッー」って表現されてたのでちょっと違うもの想像して笑いました。ともあれ、中身はペンギンについてちゃんと書かれた本。大体出版はアッーが流行る前だ
 第5章の表題が『ペンギン、人に会う』とされていて、おやと思って参考文献を見たら川端裕人の『ペンギン、日本人に出会う』が挙げられていました。そっちも未読なので読んでおきたいですね


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# by alt_plus | 2017-03-20 12:03 | 小説とか読んでみたり | Comments(0)

3月2週目の例のアレ

だんだん雑になってる自覚はありますが続けることに意味があるのだと信じます

3/6
■やる気のない刺客 町医北村宗哲 佐藤雅美 角川文庫
 濃厚な内容をぎゅっと凝縮したような文章が魅力的。時代物の素養もないせいで正直読み取れない部分が相当あるのですけどとにかく文章が心地良い。近現代の日本文学を踏まえた上で多少今風に寄せたらこんな感じになるのかな、と思う。登場人物の名前が一気にぶわーっと出てくるので相当面喰うんだけども実際作中で重要な役割を果たすキャラクタは数人なんだろうからあまり気にしなくてもよさげ
 
3/7
■一千一秒物語 稲垣足穂 新潮文庫
 冒頭の「一千一秒物語」だけ読んだんですけど、ショート・ショートの元祖ってやつなのでしょうか。話がどういうものであるかがよくわからなかったのだけど、こういう漫画を想定しているのかなと思ってイメージを膨らませて読んだら割としっくり来た。なんとなく宮澤賢治と似た匂いがする……と思ったら同じようなことを考えた人もいたみたい
 http://mononoke.asablo.jp/blog/2013/03/20/6752801
 http://mononoke.asablo.jp/blog/2013/03/22/6755018
 
3/8
■八月のマルクス 新野剛志 講談社文庫
 第45回江戸川乱歩賞受賞作。どうでもいいけどこの賞取ってる作品って必ず表紙にその旨印字されてたりする? 元お笑い芸人の主人公が週刊誌にスキャンダル抜かれてえらいことになるくだりのえらいこと加減が半端なくて、自分の身近なところで言うならツイッターの炎上なんかを思い出し、そういうことになってしまうこともあるんだろうなあ、と思ったりした
 
3/9
■火星の人 アンディ・ウィアー著 小野田和子訳 ハヤカワ文庫
 映画化されたアレ。厚みの割にはすらすら行けそうな感じがする。火星版鉄腕DASHとか言われてるらしいのでなるほどと思える辺りまでは少なくとも読みたい
 
3/10
■人はなぜ物語を求めるのか 千野帽子 ちくまプリマー新書
 人の思考の過程の細分化のレベルがものすごい。この細分化度合いは数学ガールに通じるものがある。ページ数的にも中身の理解度的にもまるで読めてはいないのだが、めっちゃ面白い本だという予感だけはある

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# by alt_plus | 2017-03-12 23:46 | 小説とか読んでみたり | Comments(0)

2月5週~3月1週の例のアレ

2/27
■女装する女 湯山玲子 新潮新書
 文体がやたらオタ向けというか軽い感じなのでオタ的には入るのが楽でした。正味ろくに読めてないので、タイトルのキャッチーさを期待して読むと期待と違った方向の面白さがありそうだ、という予感がある、くらいのものです

2/28
■少女ノイズ 三雲岳斗 光文社文庫
 大層面白い。けったいな性癖を持ったキャラクタ同士のボーイ・ミーツ・ガール、になるのかしらん。特筆すべきは文体で、物語を描いていく上で必要な要所要所を飛び石の如く繋いでいくようで、それでいて物足りなくはないし、必要とあればいくらでも厚みを増すという感じ。人によってはぶつ切り感を覚えるかもしれませんが僕はちょうどいいと感じました

3/1
■音楽遍歴 小泉純一郎 日経プレミアシリーズ
 どっかで連載されてたか何かなのだろうか。元首相の政治家としてではないもうひとつの側面、無類の音楽好きとして著者が語りまくる一冊。とはいえ、多分だけど、なんか手加減してるんじゃなかろうかと思わされるような気がしていて、もうちょっとマニアックに語ってもよろしいのではなかろうかと思わないではない。バッハとかベートーベンとか、あるいはパガニーニとかの割とメジャーどころの音楽家の名前が頻出するので。年季の入ったクラシックオタ的にはどうなんだろう、この感じは、と少し気になりました。まあ僕はクラシック全くわからないので、はあ、なんか面白そうっすね、聴いてみようかな、とか思った次第

3/2
■ナスカ 砂の王国 地上絵の謎を追ったマリア・ライへの生涯 楠田枝里子 文春文庫
 ナスカの地上絵の研究者マリア・ライへについて、若い頃に偶然雑誌で見掛けたその一瞬で「いつか、きっと、私はこの人に会いに行く」と直感した著者が、遠い未来に期を見つけて本当に会いに行ってしまうという実にドラマチックな話である。なんか川端裕人の著作と似た匂いを感じて、ナスカの地上絵に関わる自分の知らないドラマが多分たくさん書かれているのだろうなという直感があります
 
3/3
■スウィングしなけりゃ意味がない 佐藤亜紀 角川書店
 佐藤亜紀の過去作と比べても最高にライトなんじゃなかろうか。何しろ台詞が鍵括弧で括られているくらいですから。1930~40年代の若者の台詞にしてはえらく現代語っぽい語り口になっていて、当時の言葉を今風に翻訳したらこんな感じなんかしらんというのを踏まえたってことなのかなあと思ったりした。読むのは楽そうだし諧謔に満ちた文体も健在ではあるけど、もうちょいガチガチのを読みたかったなあという感は拭えないかもしれない。まあ最後まで読んだら印象が変わるかもしれない

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# by alt_plus | 2017-03-06 00:32 | 小説とか読んでみたり | Comments(0)

2月4週目の例のアレ

2/20
■over the edge 堂場瞬一 ハヤカワ文庫
 主人公が黒人男性という割と珍しげなアレ。海外の小説風の文体を匂わせようとしてあんまなってない感がしないでもない感じ。読み進めていくとあまり気にならなくなるのでしょうけど。あと冒頭で二郎っぽいラーメン屋が出てきて笑いました
 
2/21
■サラファーンの星Ⅰ 星の羅針盤 遠藤文子 創元推理文庫
 どファンタジー。非ラノベレーベルに於けるファンタジーの書き手って顕著に女性が多い気がするんですけど、これなんでなんかしら。女性であることによって触れやすくなる文化の中にファンタジーへの嗜好を育てる芳醇な何がしかがあるんでしょうか。落ち着いた文体でゆったりと話が進む上にナンバリングされててそこそこの規模の話みたいなのでそういうのが好きな人はどっぷり嵌りそうな感じですね

2/22
■螺旋階段のアリス 加納朋子 文春文庫
 リーダビリティすごい。するりと読ませるミステリ描写はさすがの一言。ラノベ以外の小説の文中で衒いなく美少女って出てくるの割と珍しくない? って驚いたりしました。冴えない中年の探偵と冴えてる助手の女の子というデコボコ感はそれだけで楽しいものかもしれません。そしてシリーズものの2作目であったらしい。またか……
 
2/23
■菊の御紋章と火炎ビン 「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」で襲われた今上天皇 佐々淳行 文春文庫
 タイトル買いでしたがなんか有名な方らしい。紙つなげの人に名前似てるけど違うよな……。文章から著者自身の経歴に対する強い矜持を感じます。ここまで匂い立つような文体ってなかなか見かけないような気がする。本書によると昭和50年は昭和の危機管理史の中で最も苛烈な年であったのだそう。へえ、と思いながら読み進めることができそうですが結構気合がいりそうな内容なのでもうちょっと元気な時に……
 
2/24
■騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 村上春樹 新潮社
 村上春樹はあまり読んでいない割にハルキ的な文体というイメージだけが先行していたのでめっちゃカタカナと・使いまくりの超オサレ文体が繰り広げられるのかなあと思っていたのですが割と現実の地名とかバリバリ出てきて肩すかしを食らった感がありました。思い込みって怖いですよね。それでも早々に出てくるセックスの描写とか男女の会話の軽妙さなんかは「は……ハルキ……!!」と絶句しかねないアレでした。73pの12行目で卓袱台返しそうになった

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# by alt_plus | 2017-02-26 23:28 | 小説とか読んでみたり | Comments(0)